社長メッセージ
OTNetは沖縄のための通信会社
今では通信は社会のあらゆる場面で使われており、公共性の高いインフラとして電気や水道・ガスと並んで、いまや生活に欠かせないものとなっています。
2023年にOTNetは、沖縄セルラーと共に一大プロジェクトである沖縄本島と石垣島・宮古島・久米島を結ぶ光海底ケーブルの構築と各島のネットワーク整備を手掛けました。このプロジェクトにより沖縄県の主要離島である3島が大容量の光ケーブルで本島とつながることになり、これらの島に5Gのネットワークを構築できるようになるのと同時に、超高速のインターネット回線の構築が可能となりました。
OTNetは地元沖縄の県民のみなさまにより良い通信環境をご提供し、みなさまが安心、安全に暮らしていけるようネットワークの建設や保守業務を通じて沖縄県の発展に寄与・貢献する通信会社になることを目指しています。
人材は会社の財産(人財)
当社には『OTNetフィロソフィ(社是)』というものがあり、その中に目指す理念があります。一つ目に沖縄経済の発展に貢献できる企業。二つ目がお客様から信頼される企業。三つ目はすべての社員が真の幸せと生きがいを見出せる企業。私はこの三つ目を大切にしています。
社員が生きがいを持っていきいきと仕事をすることで、ひとりひとりが沖縄県の経済に貢献できるような人になってもらいたいと考えています。
私は月に1~2回、社員とのコミュニケーションを行う時間を設けています。普段私が考えていることや疑問に思うことを直接社員に伝え、それに対して社員の意見を直接聞くことで社員と一緒に会社のあるべき姿を考えていきたいと思っています。そのミーティングの後には社内にあるラウンジで少しお酒も飲みながらより深く話し合う場を作っています。それは打ち解けた雰囲気の中で誰もが思っていることを言い合える会社の雰囲気を作っていきたいと考えているからです。
OTNetでは社員のことは「人材」とは呼ばず「人財」と呼ぶようにしています。社員ひとりひとりは会社にとって貴重な財産(宝)と考え、個人個人を大事にすることで会社と共に沖縄を支える貴重な人財になってもらいたいという考え方です。社員と会社が共に成長していく、OTNetをそんな会社にしていきたいと考えています。
これからのOTNet
2023年10月には若手社員を中心に、OTNetの5年後、10年後、もっと先のことを考えるプロジェクトを作りました。通信業界は技術の進歩、人々の考え方の変化により目まぐるしく状況が変わります。そのような状況の中では常に先を考えていなければなりません。若手の社員が中心となって、そこに社長も含めた全ての管理職も加わって先を見つめて考えることが大事だと考えています。このプロジェクトは目まぐるしく変わる会社を取り巻く環境変化に追随するため毎年見直しを行っていきます。
技術の進歩により通信業界は10年ごとに大きな変革の波が押し寄せてきました。
2000年代、それまで主に音声接続だけだった携帯端末がインターネットに接続されるようになり、音声ツールとしての携帯が文字を自由に送ったり閲覧できる情報端末になりました。
2010年代はiPhoneが登場しSNSの時代になりました。(4Gの時代)
2020年代は 5Gスマホの普及によりさらに高速な通信が可能となり、SNSの進化や動画の浸透、様々なサービスとの融合により、コミュニケーションツールとしての重要性がさらに増しました。
高速通信を支えるのは無線ネットワークの進化だけでなく光ネットワークの進化拡大も常に重要な要素です。高速通信を支える光ネットワークがないと5Gを始めとした無線ネットワークは成り立ちません。OTNetは通信サービスの発展の中で重要となる光ネットワークを担っている重要な会社になります。
コロナ禍によりリモートワーク環境の整備が進み働き方も大きく変わりました。必ずしもオフィスに出社しなくても自宅や会社以外の場所でも働くことができるようになってきました。またAIを駆使して効率化を進め様々な情報をビックデータとして処理することにより便利なサービスが登場するなど社会に大きな変化が起こっています。
さまざまな変化がある中で多くの場合必須もしくは大きく貢献しているのが通信ですので、通信は世の中に新たな変革を起こすことができる重要な要素だと思います。
沖縄セルラーと共に、OTNetは沖縄県の通信環境・ネットワークをこれからも支えていきます。「沖縄を通信で支え、沖縄の発展に貢献したい」そんな想いを持っているみなさんにぜひ当社へ入社して頂き、私たちと一緒にチャレンジして、一緒に沖縄の未来を切り拓いていきましょう。